Google大明神

日本語版のGoogleは街道マップも使えるようになったことはあっちこっち話題になりました。使い勝手はやっぱりすごいですね。これからも多用しそうです。

ところで、昨日ふと気づきましたが、Googleは電卓以外に、なんと通貨レートの換算は可能になりました。
たとえば、google: 140 Taiwan Dollars in Yen

通貨レートはアメリシティバンクのデータで、実際現地のレートとは多少違うかもしれませんので要注意。


日本語版のGoogleはまだ日本語での検索を対応していないようですが、実は中国語のGoogleは通貨レートも電卓も中国語による検索は可能になりました。たとえば、「3250台幣換成日元」。

なんと通貨レートは電卓との併用は可能です。「Google: 3250台幣 + 16.5英鎊 + 100歐元 =? 日元」。これは3250台湾元+16.5英ポンド+100ユーロは何円という算式です。私にとっては意外に役に立つかもしれません。たとえば遠征の予算を計算する際、チケット・電車などは日本円単位ですが、航空券などは台湾元単位です。最後の計算結果はやっぱり台湾元で表現したいので、大変便利な機能になりそうです。

また、単位価格の換算も可能です。たとえばアメリカではガロンは多用で、日本ではリットルは普通ですから、ガロンごと何円よりリットルごと何円が知りたいかもしれません。そういうときは「google: 2 USD per gallon in yen per litre」で検索すればいい。

残念ながら、日本語での検索はまだできない模様ですので、英語で検索する方法を簡単に説明してみます。

  • 通貨の単位がわかる場合は、そのまま入力。例:「yen」「won」。
  • 略称も使えます。例:「JPY」「USD」「RMB」。
  • 完全名称はもちろんできます。例:「Taiwan Dollar」「Chinese Dollar」。
  • 該当地域の通貨単位が分からない場合は、国名+moneyで検索してもよいです。たとえばフランスでの通貨に換算したい場合は「google: 100 yen in French money」。すでにフランはもう使われていないので、欧州ユーロに換算されます。
  • 文型は「○ in △」「○ =? △」「○ -> △」など、どれでも使えます。


p.s. 通貨レートに関係がありませんが、実は中国語Googleでは電卓も中国語で検索できるようになりましたので、もう「ponds」「gram」などで入力せずに「英磅」「克」での検索は可能になりました。しかし、「台斤」「坪」「升」などの台湾固有の単位は使えません…。これは残念です。 いつかは日本語での検索も可能になると思いますが、日本固有の単位も使いたいですね。「畳」とか。