花畑牧場

朝6時頃、札幌駅から出た私。

「こちらは北海道ですよ!」」「青函トンネルを通過して北海道に来たんだよ!」と自分にこのように一人言い続いていても、やはり実感がない。唯一違ったのは気温だね。25度くらい。でもこのときはまだ朝6時だから、昼の気温もまだ心配していた。

帯広への特急列車は朝8時なので、2時間の自由時間があります。朝6時にはどちらでも営業していないので、駅周辺の散歩になった。コンビニで朝食を購入。


朝8時、帯広への特急列車に乗った。北海道では道内移動でも距離がすごく離れているので、どちらへ行ってもちゃんと時刻表に調べて、指定席を確保しなければならない。これも北海道旅行の醍醐味だと思います。

移動にかかる時間はすごく長くなるので、車内に日記を書いたりする時間も多くなる……と思ったが、結局いつも爆睡していた(苦笑)。夜行列車の移動はやはりひどかったかも。ちょっと寝不足気味。


とにかく帯広に着いた。帯広に来て何をしたいかというと、花畑牧場へ行きたいです。しかし、駅から牧場まで車で30分の距離もある。しょうがなく、十勝バスが主催するバスツアーを参加するしかない。ツアーは3500円で旧愛国駅・旧幸福駅・紫竹ガーデン・花畑牧場・北の大地美術館へ行ける(入場料込み)。花畑牧場の停留時間は70分間だけだが、便利だし、ほかに方法がないし、値段も高くないため、ツアーを参加することに。


花畑牧場に着いてから、すぐその広さにびっくりしましたね。こりゃ70分だけじゃ絶対無理…。とりあえずファームショーが始まる頃なので、バス添乗員から入場券をもらって、ファームショーの会場に入る。

このとき、一人の男が馬に乗ってやってきた! じっくりむると、この人田中義剛じゃないか!今日は牧場に帰ったのか? ということで、本日のファームショーも田中さん自ら司会を担当することに! 田中さんによると、実は次の日にテレビ収録があって、東京に行かなきゃならない模様で、だから田中さんに会えるのも一種の幸運じゃないかと。


そして北の大地美術館へ行った。実は私はあんまり美術館の展示作品に興味がないけど、館外の芝生に展示されている「座ってみたい椅子」にすっごく気が入った。こういう「創造的」なものが好きですよね。


そして、ツアーも終わって、バスは帯広駅へ向かっていく。帰り道の途中に、ある道標に気づきました。

帯 広 22km
富良野 224km

…224km。こういう距離じゃ台湾の道標はまず載らないと思う。台北から高雄まででも300キロ余りしかないから。じっくり考えると、やっぱり富良野でも道内の都市で、十勝よりは近いほう(?)なので、表示されるのもおかしくないんですが、でも224kmはやっぱりね…。とにかく噂の「でっかいどう」を実感できた。


この日の夜は室蘭に行きました。室蘭って言っても、東室蘭ですね。駅が大きいから。

…だが、駅としては道内では大きいほうかも知れないが、実際の田舎さにはびっくりしたね。
コンビニの全国総店舗数は3万を超えてる日本*1ですが、この東室蘭で半時間あっちこっち行ってもコンビニが見つからないことに、マジでびっくりしたな…*2

*1:http://www.d2.dion.ne.jp/~hmurata/conveni/tenpotable.html

*2:かおりんによると、一番近いコンビニは歩いて一時間らしい。